仕事を辞めたい!看護師の向き不向きについて!

【1年目体験談】わたしが看護師1年目を乗り越えれた理由

 

初めまして。看護師として12年働いた後、出産、育児のため一度看護師を離れたAと申します。

 

これまで看護師として働いてきて様々なことがありましたが、現在子供を産み、またこれから再就職を考えていますが、ふと振り返ってみて「看護師として働けてきて本当によかったな」とふと思います。

 

そこでこれまでの看護師人生の一つの区切りとして、これから何記事かに渡って、今までの看護師人生を振り返ってみようかなと思います。

 

先ず初めは、今からもう何年も前の話になりますが、私が看護師1年目のときの話をすこししたいと思います。

 

 

看護学校を卒業し、丁稚奉行に

 

私の看護学校は病院付属の看護学校でした。

 

 

教科書代や寮費はかかるものの、基本的には、病院の付属のため学費があまりかからなかったのですね。

 

経済的にはとても助かりましたが、卒業後に待っていたのは、お礼奉公の1年間勤務でした。

 

私たちの看護学校を卒業して国家試験に合格すると、必ず一年間は働かなくてはいけないという義務があったのです。

 

そのため、卒業生である私は必然的にその病院に入職をすることになりました。

 

もちろんほかの看護学校からも就職試験を受けにくる人もいます。そのため、共通の就職試験は受験しましたが、それも形だけ。誰も不合格になることはない就職試験でした。

 

 

ちなみに新卒の時の手取りは毎月17万円程度でした。

 

始めは夜勤がなかったため夜勤手当がつかず低かったのですが、夜勤を行うようになると、4万円くらいアップしました。

 

また夏のボーナスは給料の1.3倍で20万円程度。冬のボーナスは3倍で50万円程度でした。

 

就職は決まっていたので、就職前にほかの病院の給料と比較することもありませんでしたし、当時はこの給料で満足していましたね。

 

 

配属はNICU

 

就職後、私はNICU(新生児集中治療室)に配属になりました。

 

NICUの環境はとても特殊で、実習でも入ったことのない場所。そこに配属となったのは4名でみんな一から勉強を始めました。

 

 

新卒教育は1年間の予定で進められましたが、始めの3ヶ月程度は、NICUの中でも退院間近のベットの赤ちゃんの担当から始まり、徐々に保育器の赤ちゃんの担当に移行していきました。

 

 

一日の担当赤ちゃんは、重症度に応じて異なりますが、ベットの場合は3人、重症児の場合は、1人のみ担当でした。

 

それでも一日の業務は、赤ちゃんのバイタル測定から始まり、体重測定や沐浴やおむつ交換、そして3時間おきの哺乳などやるべきことは盛りだくさん。

 

その間にNICU独自の業務、物品チェックや器械の点検、調乳や育児指導などもあり、目まぐるしい一日を過ごしていたような気がします。

 

 

NICUは広いワンフロアで、どの赤ちゃんもスタッフも見渡せるようになっています。

 

そのため先輩からの目はとても厳しく、いつも動きをチェックされていたような気がします。

 

 

ほとんどの職員は、看護学校の先輩であるため、実習などで面識はありました。

 

しかし一緒に働くようになると私たちを育てなくてはいけませんから、厳しい対応をされることがよくありました。

 

その中で合わないと感じる人もいましたが、それは仕事だと割り切って、私は接するようにしていましたね。

 

 

しかしその中でも一番良き相談相手になったのは、指導係にもなっていた2つ上のN先輩です。

 

日勤が終わっても、指導という名目で一緒にご飯を食べに行くなど密にかかわっていました。

 

一番仲の良い同僚であり、相談相手。プライベートでもよい関係を築くことが出来たと思っています。

 

 

 

NICUの現場はとても厳しい仕事環境でしたが、覚えることも勉強も新鮮でした。

 

また小さな命と闘う赤ちゃんが成長して退院していく姿を見ると、1年目の時はやめたいという気持ちは不思議と起こりませんでした。

 

むしろ、1年働いたくらいではNICUのことはまだわからないと思っていました。

 

 

しかしながら、同期の中には1年で辞めてしまったのが4人中1人います。

 

仕事の環境、勉強がつらい。また自宅に帰ってからもモニター音が耳から離れないなど、精神的にも耐えられなかったのだと思います。

 

その人は今でも看護職についていますが、NICUからは離れていきました。今は楽しく看護師として働いているようですが、NICUという職場は合わなかったのかもしれませんね

 

 

看護師1年目を振り返ると…

 

看護師1年目を振り返ってみると、毎日睡眠不足でレポート提出、勉強会、自己学習が大変で、あの時に戻りたいとは思いません。

 

しかし勉強は大変でしたが、看護学校や自己学習で学んだことが、実践に結び付いて「こうやって看護していくんだ!」と実感できたのはとても楽しかったかなと思います。

 

 

NICUという環境は特に特殊で、ほかの病棟の人たちとは悩みを共有できないこともありました。

 

しかしよくも悪くも「NICUあるある」で病棟メンバーとのつながりは強かったので、1年目は医師や先輩看護師に様々な場面でフォローしてもらいました。

 

もちろん、先ほど紹介したN先輩にも本当に助けてもらいました。そのため、1年目を乗り切れたのかなあとも思います。

 

 

実際にいま1年目を過ごしている人は、大変だと思います。

 

勉強がついていかない、勉強と仕事でプライベートの時間が持てないということもあるでしょう。

 

また仕事で段取りよくこなしていきたいけれど、やはりうまく対処が出来ないと自己嫌悪に陥ることもあるのではないでしょうか。

 

 

しかしそれもすべてあとから、自分の良い経験になります。

 

自分のそのようなもがいた葛藤が、成長させてくれる要因になるのです。

 

 

1年目でやめてしまうと勿体ないです。勉強しているとつらい気持ちの方が大きく、まだ楽しさがわからないかもしれません。

 

しかし2年目3年目になると、だんだんいろいろなことが結び付いて仕事がわかるようになってくるので、仕事が面白くなるはず!

 

そのために1年目を乗り越えることを目標に頑張ってみるものいいと思います。

 

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【看護師2,3年目体験談】総合病院を辞めるまでの経緯